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クリニック通信
2014年02月12日
アトピー性皮膚炎治療研究会に行ってきました
2月2日、第9回アトピー性皮膚炎治療研究会が開催され、参加してきました。
皮膚科だけでなく小児科の医師も、また、関西方面からもたくさんの医師の参加がありました。
印象に残った事は いつまで、どのように外用剤を塗るかということの目安です。
私たち医療側も、また患者さんもある程度よくなったら、ステロイドの副作用も怖いし、早めに弱いステロイドや保湿剤に変更する傾向にありますが、「皮膚が見ても触っても良い状態で TARCというアトピーの病勢を表す検査値が500以下」が目安だそうです。
そこまではきっちり塗らないといけない。
見た目が良くてもTARCが高いとまだ炎症があるということなので、この時点で外用剤を弱くすると、すぐ再燃し、結局はなかなかステロイドとさよならできないということでした。
毎日火事のニュースを目にしますが、アトピーも初期の消炎が大切のようですね。
大山皮ふ科クリニック
院長 横山寧恵